このホームページに公開・記録されるいくつかの文章は、ヘーゲル・マルクス・三浦つとむ・滝村隆一などの理論的業績に依拠したものです。ここであらかじめ、自分の論述がどのような主体的立場から為されたものか、明確にしておきたいと思います。
私は、社会科学にも言語学にも素人であり、三浦言語学や滝村国家論の<理論・科学>的成果を、<思想>的また<イデオロギー>的に役立てたいと考える、一介の三浦・滝村ファンに過ぎません(<思想>的には、とくに吉本隆明・鮎川信夫・福田恆存などから、大きな影響を受けました)。
したがって私の論述は、三浦や滝村を学的・理論的に継承するというものではありません。ヘーゲリアン・マルクシズムの学統が三浦理論や滝村国家論にどう継承されているのか?……、精しく正しく解読するものです。
しかし、先人大家の理論学説がどういうものか、その著述に即し<知識レベル>で正確に解読する作業もまた、それなりに意義あるものです。これは、自らは高度な芸術作品を生み出すわけではないが、その作品の高い水準を理解し味わう、<見巧者>的学びというべきものでしょう。先人・大家の社会科学的業績を、<思想>的また<イデオロギー>的基礎に据え主体的実践的に生かす途は、この<知識レベル>の学びを前提とします。
私の叙述は、これから三浦・滝村を学ぶ人にとって、あるいは、もっと広く社会科学や弁証法に興味関心を抱く人にとっても、それなりに有益なものだと思っています。 また、ヘーゲル・マルクスの<本質=関係>概念を踏まえ学的弁証法を学ぶ際の、指針たりえていると自負しています。
私は、自説に頑固に固執し他者の批判を受け付けぬ偏狭な人間にならないよう、常に心がけています。お読みいただき、建設的批判を頂戴できるようなら嬉しいです。galo2@infoseek.jp に、忌憚のないご意見・ご感想をお寄せください。
佐佐木晃彦
(2005年7月31日開設)
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